定年おやじ野鳥写真へ再挑戦のブログ

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シメ・梅林広場の周辺で単独でイカルの群れに混じる

イカルの十羽ぐらいの群れが梅林広場の上部で採餌していたので、近づいて撮っていたら
シメが単独で新芽を採餌していた。申し訳なさそうに端っこで一人、隠れるようにしてた
のが、イカルとは違う性格と分かった。イカルは群れということもあり、図々しい感が
拭えないのに対して、シメの方が単独ということもあり、慎ましい態度だったかな。

採餌しているのは、カエデ科の実の翼果で翼が付いていてクルクル回りながら落下する種
で、秋には熟すが鳥は1~3月ごろに採餌する。シメイカルが主に好んで食べる野鳥だ
そうで、独占状態で夢中で採餌していた。良く見ると小さな葉元に実が付いている。種子
としての目的と、シメ、イカルに冬の餌として残して置く樹木の意図は何だろう。シメや
イカルに種子を落とさせてまでも、新芽を地面から生やそうとするシステムなのだろうか
自然の計らいなのか、不思議な世界だ。