定年おやじ野鳥写真へ再挑戦のブログ

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リュウキュウサンショウクイ再び・ウグイス・地鳴きで

冬のリュウキュウサンショウクイを再び確認しました、証拠写真的ですが。以前は、夏鳥
としてサンショウクイが見られていたのが、減少しているようだ。亜種として主に南西
諸島で留鳥であったリュウキュウサンショウクイが生息域を北へ拡大していると、図鑑に
書かれている。冬の最中に見るのですから、びっくりしました、最初は。良く似てます。
今回はシジュウカラやコゲラの混群の中に混じっていました。まるで、セグロセキレイが
混じっているのかと思わせる白黒グレーの鳥です。この辺では、もう毎年、冬、初春に
見かけるようになってます。クマノミが東京湾で見られるようになってるのと同じか。

2019.12.20.に撮った分かりやすいリュウキュウサンショウクイを追加

   

          

  地鳴きウグイス
「ホーホケキョ」と鳴く前は地鳴きウグイスでブッシュに隠れていて見えないことが多い
が、時々、見える所に出てくる。この辺の冬の鳥見は落葉の音によく似た地鳴きの声に
耳を澄まして、自分の足音さえ出さないようにするのが、林道歩きの基本です。50音で
いうと、「チ、チュ、ジ、ジュ」などを速く繰り返したり、ゆっくりだったりで聞き分け
してます。ウグイスの地鳴きは、ちょっと速めの「ジ」を3~4回まとめる。次には、
ブッシュの草が揺れる場所を集中してカメラのピントをマニュアルリングで動かしている
と、ファインダーに一瞬、姿を現す。すぐ、草被りになるので、その一瞬を逃せない。

 PS  ガビチョウ(篭脱け、外来種)

晴れた日の昼頃、ちょっと暖かい時に出て来る印象ですが、縄張りを守っている逞しい
種だと感心します。今はガビチョウやソウシチョウなどと餌場を共有しなければならない
のに、個体数も減ることもなく、毎年春毎に奇麗な囀りを聞かせてくれる日本の誇れる種
だ。それに山や林道全体に渡って広くどこでも「ホーホケキョ」が響く、エライと思う。